(2008年10月6日作成,2008年10月6日最終更新)
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サイズが小ぶりな駅名標.漢字の「新」と「守谷」の間がかなり開いている.ローマ字標記だが,ヘボン式の国鉄スタイルを踏襲するのであれば,「SHIM-MORIYA」だろう.
近代的な橋上駅舎となっている.2004年当時ですでに自動改札機が導入されているが,精算窓口は旧態依然といった造りである.
上りホームの方面の「取手」は分かるが,常磐線の終点「上野」とせず,「東京」と表示されているのが私鉄ならではか.東京の「東」の字の下が跳ねているのも特徴的で,麻雀パイの「東(トン)」を連想してしまう.
ホームは2面3線.写真は下りホーム(1番線)から取手方を見たところ.向かいの2番線ホームが上り本線で,青の出発現示が見える.3番線はいわゆる待避線・折り返し線になっており,取手〜新守谷の区間列車が折り返しに使っていたが,2008年現在では不使用とのこと.
上り本線の1番線から下館方を見たところ.左が下り本線の出発信号,右は3番線の「退避・折り返し線」の下り方面出発信号機である.写真遠方に上下それぞれの列車が見えている.非電化ながら堂々の複線区間で,非電化時代の筑豊本線を彷彿とさせる.
キハ3011を先頭に新守谷駅2番線に入る上り列車の4連.後ろ2両は国鉄一般色車.
ピンボケだが,国鉄一般色のキハ353.作者はキハ35系の首都圏色は相模線等で見ていたが,一般色は鉄道模型でしか見たことがなかった.ホンモノのキハ35系一般色を見た時は「模型と同じだ!」と思い,感激した.
キハ0形のトップナンバー,キハ001を先頭にした4連.キハ0形の下回りは国鉄キハ20系である(撮影当時,エンジンは換装されている).車体もキハ35系列に比べるとかなり小さくてかわいらしい.
キハ3011の車内.クーラーが追加されているが,扇風機やグローブ形ベンチレータなどが健在.車内の手摺りはステンレス製だが,網棚のフレーム等は鉄製で塗装がしてあった.
これはキハ001車内.関東鉄道がキハ20系の下回りを流用して「新製」した車輌だが,国鉄キハ35系列を意識して作られたことは想像に難くない.片側3箇所の両開き扉,ロングシートが配列されている.車内が国鉄103系電車等に比較すると狭いように見える.
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