上総牛久駅 小湊鉄道線

　こぢんまりとした木造の駅舎．駅前に立つ高校生らは路線バスを待っているところである．駅前の軽トラは高校生の送迎だった．（2012年6月26日記述）

　循環器病センター経由を表示した大多喜車庫ゆき小湊鉄道バス．千葉県立鶴舞桜ヶ丘高校の生徒と思われる通学生が多数乗車．（2012年6月26日記述）

　ほとんどが木造のままとなっている出改札．キハ200形とのコラボもすばらしい．さらに乗車券類はほとんどが硬券のままだった．（2012年6月26日記述）

　改札に併設されている待合室（区画）には灰皿があり，特に禁煙時間も設けられていないようである．（2012年6月26日記述）

　出札窓口の上部に掲出されていた普通運賃表．自社線内はもちろん，五井乗継のJR連絡乗車券についても運賃が表示されていた．

　JR〜民鉄間の連絡運輸範囲に関する詳細なwebサイト（http://homepage2.nifty.com/mars/transfer.html）（2012年6月現在のURL）によると，小湊鉄道（五井接続）のJR連絡運輸範囲は，東京(都区内)，市川-成東間，舞浜-千葉みなと間，本千葉-茂原間， 浜野-君津間，酒々井，成田-成田空港間，東金線となっている．この運賃表を見ると千葉県内の連絡範囲については全駅表記されている．連絡範囲「東京（都区内）」となっている民鉄でもは山手線内のみを表示していることが多いが，上総牛久駅の運賃表にある「赤羽」表示はイレギュラーと言える．ちなみに田端〜赤羽間と池袋〜赤羽間の東十条，板橋，十条は赤羽と同じ運賃1,790円だが，尾久，王子，上中里は運賃1,630円で異なることからも，赤羽以南の途中駅についても表示した方が親切であろう．

　また，「こども半額」の表示だが，端数5円の切捨て・切上げについて何も書いていない．自社線内運賃はすべて十の位が偶数のため半額端数5円は発生しないが，JR連絡については端数5円は「切捨て」となる．（2012年6月26日記述）

　東京湾アクアラインの開通により，羽田空港や横浜駅とを結ぶ路線バスが便利になった．上総牛久駅には五井駅発のバス時刻も掲示されていたが，上総牛久駅，五井駅どちらからバスに乗ってもほとんど差額がない（差額100〜200円）．両駅間の小湊鉄道線運賃は680円もするため，本数は少なくとも上総牛久駅からのバスに乗ったほうが断然お得である．（2012年6月26日記述）

　上総牛久以南（上総牛久〜上総中野間）はスタフ閉塞となっている．写真は上総中野始発の五井ゆきが上総牛久に到着したシーンで，駅長が運転士からスタフを受け取っているところである．（2012年6月26日記述）

　写真の列車は1番のりばに停車中の五井ゆき．2番のりばには交換の下り養老渓谷ゆきが間もなく到着するところで，駅長が下り列車運転士に渡すスタフを運んでいるところである．下り出発信号（駅長のちょうど頭上部分）はすでに進行現示になっている．（2012年6月26日記述）

　7:37，下り列車が到着．駅長が運転士にスタフを手渡すシーン．（2012年6月26日記述）

　下り列車からは続々と通学生らが下車してきた．改札まで構内踏切を通るため，駅長は通路の安全にも気を配る．（2012年6月26日記述）