三河広瀬駅〜西中金駅 名古屋鉄道三河線

　三河線末端の廃線区間は随所に遺構が残っていた．写真の築堤区間における橋脚跡も土台がほぼ完全に残っていた．（2011年1月15日記述）

　道路の拡幅により一部が改変されたが，レールもそのまま残っていた．（2011年1月15日記述）

　錆びたレール．猿投〜西中金間の廃止は2004年．（2011年1月15日記述）

　鉄製の架線柱も随所に残っていた．直流電化していたものの，1985年から猿投〜西中金間では通電をやめ，ディーゼルカーによる運転に切り替わっていたことから，架線柱自体は1985年からすでに不要のものとなっていた．（2011年1月15日記述）

　廃止区間の夕暮れ．（2011年1月15日記述）

　架線柱，レールともに整然と残っていた．（2011年1月15日記述）

　西中金駅付近の踏切奥には神社の鳥居が構えていた．遺構が残りまくっていた．（2011年1月15日記述）

　廃止からすでに6年経っていたが，設備が良く残っていた．写真奥に西中金駅ホームの跡が見えている．（2011年1月15日記述）

　当区間の廃止（2004年）から10年目となった2013年の三河広瀬駅近辺の様子．写真は三河広瀬駅のすぐ東側にある県道350号北一色東広瀬線との交叉部．レールは「可能な限り」残っている状態になっていた．写真奥が西中金方．（2013年9月10日記述）

　前述の県道350号線のすぐ東側のレール残存状況．踏査した限りでは矢作川沿いにレールがずっと続いていた．（2013年9月10日記述）

　落石覆いの金網などもそのまま残り，今にも列車が来そうな雰囲気である．（2013年9月10日記述）

　線路脇の各施設も手つかずのまま残っていた．架線柱はなかった．（2013年9月10日記述）

　26キロポスト．知立から三河広瀬までですでに営業キロ数は27.1キロあるため，一体どこから「26キロ」なのだろうか．三河知立〜三河広瀬間も26.4キロあることから，名古屋本線と三河線が分岐する知立信号所がキロポストの起点（0キロ点）なのかもしれない．（2013年9月10日記述）