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市役所前駅 長野電鉄長野線

(2016年3月13日作成,2016年3月13日最終更新)

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長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 JR及び長野電鉄長野駅から北北東に伸びる長野大通りという道路の真下に,長野電鉄長野線は地下鉄路線として通されている.写真は長野大通り上から湯田中方面を見た構図で,長野線市役所前駅南口の入口が写っている.写真奥の円塔が立つビルはドコモビル.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 市役所前駅南口の入口.まさに地下鉄の入口そのものとなっている.地下横断歩道という表記もあるが,長野大通りの反対側の歩道へ行く地下通路も兼ねているため.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 地下通路への階段.壁面,床面とも剥がれが生じている.市役所前駅発車時刻表や「南口営業時間」の案内看板が掲出されている.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 撮影時刻は午前6時頃.南口改札の営業は午前7時からのため,シャッターが降りている.地下通路は薄暗く,独特の空間を演出している.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 南口は平日の午前7時から10時10分までしか開かない(つまり土休日は休み,年末年始は終日閉鎖).南口には自動券売機きがないため,硬券乗車券を手売りしているらしいが,未確認.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 初電から終電まで営業している北口の入口.北口は国道19号線との交差点部分に入口が4箇所分散している.写真は南西側の入口.出札室用と思われるテレビアンテナが印象的だが,名古屋鉄道瀬戸線東大手駅でも同様の設備があった.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 前掲の南口と同様の設備で,壁面や床面の剥がれ方もソックリである.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 地下通路は南口に比べ,北口はやや広く,やや明るい.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 出改札.設備は地下化で開駅した1981年当時のほぼそのままと思われる.壁,ドアが薄汚れているのは,開駅から一度も設備の更新や再塗装,改修といったことがまったく行われていないためと思われる.鉄道施設,特に地方鉄道は大がかりな清掃や,設備を定期的に更新する計画がなく,開業時の「完成された設備」を,壊れない限りそのまま使い続ける慣習があるらしい.清掃は床面だけ,更新は蛍光灯など消耗品だけである.例えば東京メトロの地下改札がこのような積年の汚れを蓄積しているかと言えばそんなことはない.設備の清掃,更新がなされているからである.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 出札.自動券売機1台,有人出札1か所,訪駅が早朝(朝6時10分頃)のためか,集札駅員は改札にいない.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 券売機はタッチパネル式のもの.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 券売機頭上にある「乗車券使用上のご案内」掲示.「回数券,回数特急券の同伴使用は表紙をお持ちの方とご一緒にお使い下さい」は,短冊式常備券時代からの名残で,かつての国鉄〜JR線普通回数券もそうであったように,表紙を含め,券片の切り離しは無効だったが,その後,回数券1枚1枚を分離して使用してもOKになった.しかし,長野電鉄は相変わらず,表紙券を伴わないと回数券は使用できないらしい.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 突っ込みどころ満載のタッチパネル及びその周辺部.左「5千円・1万円札は窓口で両替いたします」とあるが,2千円札は両替してもらえるのだろうか.なお,タッチパネル上部には「ただいま1万円札・5千円札・2千円札は使えません」と表示されており,2千円札について触れている.右「お金を入れる前に領収書ボタンをタッチしてください」とある.タッチパネルをあれこれ触ったが,結局「領収書ボタン」は現れなかった.券売機で領収書は発行できるのだろうか.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 改札口には「改札は省略しておりますのでお入りください」とあるが,その下に「17:40〜20時まで改札致します」とも表示されている.いわゆる帰宅時間帯は改札駅員が立つようである.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 ラッチ内.天井から下がる案内表示板や広告も,背面から照らす蛍光灯により色褪せが発生しており,くだびれた感じが強く漂う.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 発車案内は電光掲示だった.丸ゴシックのやわらかいフォントになっている.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 下りホームへの階段入口部分.「この先階段です」「足元注意」という貼り紙がベタベタ貼ってあることから,階段と気付かずに転倒する旅客が少なからずいるものと思われる.階段までの床面の奥行があまりないこと,通路が暗いこと,階段開始部分以降も天井が水平なまま,といったことが原因と思われる.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 広告がなく,背面の蛍光灯が剥き出しになった広告表示部.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 階段開始部分に立って下りホームを撮影したもの.前述のように天井がかなり奥まで水平で,感覚的に撮影立ち位置からすぐに階段が始まるように感じない.危険である.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 下りホームの方面案内最下部にあった「木島」の表記は消されていた.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 ホームも1981年3月の開駅時そのままで,積年の汚れも恐らくそのままだろうと思われる.写真奥が長野方面.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 ホームの長野方には南口改札へ上がる階段が続く.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 南口への階段入口には「只今の時間は後方北口駅へお廻り願います」という掲示が立ててあった.入るなとは書いていないこともあり,南口への階段を上がってみた.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 営業時間外の南口改札(ラッチ内).非常口のランプしか点いていない.非常口,ということは,シャッターは施錠されておらず,手で開けられるのかもしれないが,試していない(非常口でありながらどこからも脱出できないとすれば大問題である).(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 ホームの壁面,床面も独特の汚れ方をしている.地下駅ならではの汚れ方なのかもしれず,ある意味貴重である.ホームの広告がほとんど白板なのも印象的である.(2016年3月13日記述)



長野電鉄長野線 市役所前駅 2015年9月23日 Nikon Coolpix P7700

 地下ホームへ入る6:23発・信州中野ゆき.地下鉄となっている地方鉄道は少ないため,このような情景は貴重である.長野市の観光名所は善光寺などではなく,長野電鉄の地下区間を推奨したい.日本地図を広げても,長野市を中心として,このような地下区間は前述の名鉄瀬戸線東大手駅が「最寄り」なくらいであり,貴重な空間である.長野電鉄は(階段部分の安全対策は必要だが)地下区間のむやみやたらな整備は良くない.このまま歴史を重ね,1980年代の貴重な遺産を大切にすべきである.(2016年3月13日記述)



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