出改札.設備は地下化で開駅した1981年当時のほぼそのままと思われる.壁,ドアが薄汚れているのは,開駅から一度も設備の更新や再塗装,改修といったことがまったく行われていないためと思われる.鉄道施設,特に地方鉄道は大がかりな清掃や,設備を定期的に更新する計画がなく,開業時の「完成された設備」を,壊れない限りそのまま使い続ける慣習があるらしい.清掃は床面だけ,更新は蛍光灯など消耗品だけである.例えば東京メトロの地下改札がこのような積年の汚れを蓄積しているかと言えばそんなことはない.設備の清掃,更新がなされているからである.(2016年3月13日記述)
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