TOP更新情報カテゴリ路線別列車別鉄道サウンド切符リンク集岩手県の魅力当サイトについて撮影機材

千頭駅 大井川本線・井川線

(2012年12月12日作成,2016年4月12日最終更新)

民鉄線 大井川鐵道・大井川本線へ戻る

民鉄線 大井川鐵道・井川線へ戻る


大井川本線・井川線 千頭駅 2012年11月30日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 千頭駅の最も西側にある井川線専用ホーム.写真奥が金谷方になる.構内西側には側線(留置線)が広がる.井川線対応サイズの貨車の他,大井川本線で活躍した300形(元西武鉄道351形)も留置されていた.(2012年12月12日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2012年11月30日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 井川線専用ホームは6番線が付番されている.6番線には当日朝に奥泉駅から到着した編成が停まっていたが,駅員らの手旗に導かれて一つ隣の側線へ移動をしていた.(2012年12月12日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2012年11月30日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 側線に3編成の客車が並ぶ.ヘッドマーク付きの3編成が側線に隣り合って並ぶのは多客時の季節運行列車が運転される時のみとのことで,レアらしい.(2012年12月12日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2012年11月30日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 時刻表にある定期,季節運転列車のほか,欄外に臨時急行電車の時刻も掲出されていた.(2012年12月12日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2012年11月30日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 写真が小さくて分かりづらいが,右端には大井川鐵道バスの運賃表がある.バス路線は鉄道の井川線とダブる区間もあるが,バスの方が安い.(2012年12月12日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2013年2月21日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 奥泉始発の朝一列車が到着.車外へ降りるのは車掌.(2013年5月1日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2013年2月21日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 当ページ冒頭のような紅葉シーズンに見られたヘッドマーク入り3並びシーンはなく,この時期は編成も短い.(2013年5月1日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2015年8月20日 Nikon D200 Ai Nikkor 50mm F1.4S

 終点・千頭駅3番線に着いた臨時急行列車「トーマス号」の蒸気機関車・C11-227は,後部補機だったELのED501と連結位置を入れ替え,さらに客車編成を1番線へ入れ換える作業を行う.写真は入換のため,編成の金谷方に接近するC11-227.ホームでは多くの旅客が見学している.(2015年11月29日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2015年8月20日 Nikon D200 Ai Nikkor 50mm F1.4S

 4番線には元東急の7200系の定期旅客列車(千頭12;17着)が入る.一番奥の1番線からは元近鉄の16000系回送がこれも4番線への転線準備をしている.(2015年11月29日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2015年8月20日 Nikon D200 Ai Nikkor 50mm F1.4S

 トーマスの「顔」を井川方へ向けたまま,客車編成を引き出すC11-227.はた目には「トーマスが入れ換えのお仕事をしている」ようにしか見えない.(2015年11月29日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2015年8月20日 Nikon D200 Ai Nikkor 50mm F1.4S

 客車編成を1番線に入れ,C11-227がまさに離れたところ.このような複雑な入れ換えをする理由は,釜回しできる到着番線が3番線に限られること(釜回しの動きは2番線を使うことになるため,2番線に旅客列車は入れない)などようである.(2015年11月29日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2015年8月20日 Nikon D200 Ai Nikkor 50mm F1.4S (トリミング処理)

 客車と後部補機のED501(井川方に連結されている)を1番線に置き,C11-227はこれから写真手前に写っている転車台に乗って向きを換えることになる.転車台周辺に転換作業を見ようと多くの人がすでに集まっている.(2015年11月29日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2015年8月20日 Nikon D200 Ai Nikkor 50mm F1.4S

 転車台への分岐線に入るC11-227.トーマス色の青色が映える.(2015年11月29日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2015年8月20日 Nikon D200 Ai Nikkor 50mm F1.4S

 転車台は国鉄赤谷線東赤谷駅にあったものを千頭に移設.手動(人力)で回す必要があるが,一連の作業は見学の価値あり.なお,転車台は元々はイギリス製とのこと.「きかんしゃトーマス」の原作はイギリスなので,C11-227トーマスとこの転車台は奇跡のコラボと言える.(2015年11月29日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2015年8月20日 Nikon D200 Ai Nikkor 50mm F1.4S

 顔の向きを金谷方に換え,4番線外側の側線へと「バックで」進むC11-227.煙がなびいてまさに「絵」になる.(2015年11月29日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2015年8月20日 Nikon D200 Ai Nikkor 50mm F1.4S

 3-4番線ホームより撮影した側線群.右の4番線に元東急7200系(東急→十和田電鉄→大井川鐡道),C11-227(国鉄→大井川鐡道),「ヒロ」というキャラクターにされた49616(9600形・国鉄),「パーシー」にされたC12-208(国鉄)が並ぶ.側線内の「トーマスフェア会場」に入るには別途500円(小学生以上)が必要であり,作者はフェア会場へは入らずに撮影してきた.(2015年11月29日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2015年8月20日 Nikon D200 Ai Nikkor 50mm F1.4S

 回送として停車中の7200系を通して撮影したパーシーことC12-208(左)とトーマスことC11-227の前頭部(=顔).実際に見ると顔はデカく,凹凸も激しいため明らかに欧米人顔であり,日本人(東洋人)顔ではない.目(目玉)は動くようである.(2015年11月29日記述)



大井川本線・井川線 千頭駅 2015年8月20日 Nikon D200 Ai Nikkor 50mm F1.4S

 頭端式ホームのため,後部側を見るのも容易である.(2015年11月29日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月19日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 2015年12月のクリスマスシーズンには,クリスマス装飾を施した「トーマス」「ジェームス」号が運転された.当日の昼前,千頭駅にはまず「ジェームス号」が到着.旧客にもクリスマス装飾がみられる.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月19日 Nikon D200 Ai Nikkor 50mm F1.4S

 客車編成の転線などの作業に勤しむ「ジェームス」ことC56-44.煙突に帽子様の装飾が回されていたが,恐らく難燃素材なのだろう.テンダー上にはプレゼントを模した箱も積まれていた.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月19日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 客車を転線し,いよいよ転車台へと向かう「ジェームス」.冬の日差しを受けて白煙が輝いていた.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月19日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 転車台へと進む「ジェームス」.2015年夏に「トーマス」ことC11の転車作業は見たが,C56はやはり重量差もあってか,転車台に載る際のなんとも言えない重低音が響いてきた.当日,何に一番感動したかというと,この音だった.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月19日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 見学者へのショーの意味もあり,蒸気を吹き上げ,半周で済む転車台の回転を1周半にしてくれるため,ジェームスの顔もよく見える.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月19日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 正午直前,今度はトーマス号が到着.こちらも客車編成転線のため,編成の金谷寄りにトーマスが連結.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月19日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 「トーマス号」の客車編成は千頭構内の西寄りの側線へ入れるため,転車台近くの撮影地の目前を通って行く.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月19日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 側線上で客車編成から離れるトーマスことC11-227.涼しい顔をしたトーマス,ジェームスの周囲をキビキビと働く鉄道職員がまた印象的であった.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月19日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 トーマスも転車台へと向かう.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月19日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 転車台へ載るトーマスことC11-227.ジェームス(C56-44)に比べるとやはり転車台へ載る音は軽く,なにより全長が短いため転車台上の線路両端がかなり余る.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月19日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 トーマスの青色とも水色とも言える車体色が映える.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月19日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 奥から「ヒロ」(9600形),「トーマス」(C11-227),「ジェームス」(C56-44).間近で見ると顔がでかい.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月25日 Nikon Coolpix P7800

 千頭駅構内に設置されている転車台.英国のRANSOMES & RAPIER Ltd. Co.で1897年に製造されたもの.以前は国鉄赤谷線の終点・東赤谷駅に設置されていた.英国生まれの転車台で,やはり英国が原作の機関車キャラ「トーマス」などが回転されるとはすごい邂逅である.

この転車台の脇に設置されていた案内板の記事を,以下にそのまま記述する.

 転車台(tunrtable・ターンテーブル)
 転車台は蒸気機関車の向きを変えるために作られた鉄道施設です.人力で回転させるものと電気や蒸気圧で回転させるものがあります.この転車台は明治30年(1897年)に英国のランソムズ&ラピア社(Ransomes and Rapier Co)で製造された人力で回転させるタイプです.通常,蒸気機関車を載せた状態で2人から3人で回転させることができます.

 日本に輸入された当時は東北線などで使われ,その後新潟県の国鉄赤谷線東赤谷駅に設置されていました.(赤谷線は昭和59年に廃止されました.)

昭和55年(1980年)に大井川鐡道千頭駅に移設され,以後使用できる状態で保存しています.この転車台は日本に現存するものでは最古級で,平成11年(1999年)に産業考古学会の推薦産業遺産に認定され,平成13年(2001年)には国の登録有形文化財として登録されました.

 全長(length)15.24メートル(50ft)
 自重(weight)17トン(17ton)
 最大荷重(load)96トン(96ton)(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月25日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 当日(2015年12月25日)はトーマス,ジェームスの重連による運転日だった.先頭(千頭方)にトーマス(C11-227),うしろ側にジェームス(C56-44)の順で客車を牽引.(2016年3月23日記述,4月12日加筆修正)



大井川本線 千頭駅 2015年12月25日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 客車編成の転線もトーマス・ジェームス2両で行っていた.これは重連運転としての見世物的要素が強いためと思われる.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月25日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 続いて転車台に載って方向転換を行うが,重連状態で金谷方へ一旦引き上げ.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月25日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 まずトーマス(C11-227)が転車台へアプローチ.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月25日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 トーマスが転車台中心部に載った.写真は転車台と転車台外側の線路とを渡る接続レールを抜いているシーン.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月25日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 人力で転車.見た限りではすべて時計回りに回していた.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月25日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 方向転換し,外側線路との接続レールを入れ込むシーン.煙突周辺の帽子様の飾りはかなり煤けてしまっている.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月25日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 トーマスに引き続き,ジェームス(C56-44)が転車台へと向かう.連続してC11とC56の転車シーンが見学できるので両機の風格の違いなどが楽しめる.(2016年3月23日記述)



大井川本線 千頭駅 2015年12月25日 Nikon D200 Ai Nikkor 24mm F2S

 転車も「ショー」の一環であることから,半周させれば方転できるものを必ず一周半回してくれるので,このような構図での撮影が可能となっている.(2016年3月23日記述)



ページの先頭へ戻る


アビエスリサーチ トップへ戻る

inserted by FC2 system