大清水駅 豊橋鉄道渥美線

　大清水（おおしみず）は渥美線内では比較的乗降客数も多いが，駅舎はこぢんまりとしている．

　上越新幹線の上信〜越後間の長大トンネル「大清水トンネル」は「だいしみず」と読む（因みに，JR東日本管内の自販機等で販売されていたミネラルウォーターブランド「大清水」は「おおしみず」と読むらしい）．（2013年6月20日記述）

　構内西側（三河田原方）にある踏切．（2013年6月20日記述）

　大清水駅北西側にある前掲の踏切への入口．道路脇の赤いラバーポール（ポールコーン）の立っている部分が踏切への入口．（2013年8月31日記述）

　道路から踏切への入口を見た構図．歩道が折れ曲がっており，知らなければ踏切を見過ごしてしまいそうである（2013年8月31日記述）

　前掲の踏切上からは相対式ホームの構内を見ることが出来る．なお，渥美線は全駅に跨線橋というものが存在しない．（2013年6月20日記述）

　上りホームに入る新豊橋ゆき．相対式ホームの大部分に屋根が設置されている．（2013年8月31日記述）

　ラッチ内にある男女共用のトイレ．いちおう女性用はピンクに，男性用は水色に個室扉が色分けはされている．（2014年4月8日記述）

　下りホームより三河田原方を見た構図．左の駐輪場だが，貨物ホーム上に設置したらしい．（2014年4月8日記述）

　前掲の踏切上から三河田原方を見た構図．右の上り線側から延びる線路は豊橋紡績への専用線の名残*)らしい．2013年現在も入換標識が生きており，突っ込み線として使われているようである．

　（*：1969年3月11日・大清水駅構内豊橋紡績引込み線撤去（渥美半島郷土研究会編「渥美線−まぼろしの『豊橋伊良湖岬間鉄道』をめぐって−」，渥美半島郷土研究会，1993）とある）（2013年6月20日記述）

　大清水駅から豊橋紡績までの引込線跡方面を写したもの．線路脇の雑草が刈り払われて遠くまで見通せるが，詳細な引込線跡の線形は現在ではよく分からない．（2013年8月31日記述）

　大清水駅の北西側にあるゴルフ練習場近くには貨物の積込施設跡らしき倉庫のようなものが建っていたが，豊橋紡績までの引込線が敷設されていた当時の空中写真と照合した限りではこの施設脇に線路は敷設されていないようにも見える．なお，このゴルフ練習場は旧豊橋紡績工場敷地内にあり，経営も豊橋紡績（近藤紡績）が行っているらしい．（2013年8月31日記述）

　豊橋紡績敷地跡に建った大型ショッピングセンターやホームセンター．紡績工場時代も広大な敷地が広がっていたことが分かる．（2013年8月31日記述）

　豊橋紡績は近藤紡績（コンドーボー）グループで，テナントビルやゴルフ場経営なども行っている．豊橋紡績の工場跡地の一部は写真のゴルフ練習場「大清水ロングゴルフ」になっているが，ここもコンドーボーグループの経営らしい．（2014年4月8日記述）

　豊橋紡績の正門らしきものも残っている．（2014年4月8日記述）

　前掲の門構えには「株式会社近藤紡績豊橋工場/豊橋紡績株式会社/豊橋商事株式会社」とある．（2014年4月8日記述）

　豊橋紡績跡地に隣接するキャベツ畑内に忽然と現れた交流電化架線．（2014年4月8日記述）

　線路は20m程度のものが2線あり，在来線規格の狭軌と思われるレール幅（1,067mm）と新幹線規格と思われる標準軌（1,435mm）と思われるものが敷設されていた．（2014年4月8日記述）

　前掲の施設は柵で囲われており，その一角に「愛金建設株式会社」の看板があったことから，この建設会社の研修施設か何かと思われる．（2014年4月8日記述）