前畑〜東田坂上 豊橋鉄道東田本線

　下り勾配の石畳区間である東田坂上〜前畑間をゆく駅前ゆきのモ3202．（2011年4月10日記述，2013年2月28日加筆修正）

　東田坂上（あずまださかうえ）電停は「坂上」という名称どおり，前畑電停から坂を上がった場所にある．写真は坂を上がり切り，東田坂上電停直前まで来た赤岩口ゆきT1000形．（2013年6月25日記述）

　赤岩口ゆきのモ3203（右）と，駅前ゆきモ3501（左）．いずれも吊り掛け駆動であり，モーター音が鳴り渡る．（2013年6月25日記述）

　吊り掛け駆動のモ3501（奥）と最新鋭のT1000形との離合シーン．（2013年6月25日記述）

　県道4号豊橋大知波線（多米街道）を前畑電停から坂を上がった東田坂上電停直前に右折禁止箇所がある．写真中央の電停は東田坂上，写真奥が井原（赤岩口・運動公園）方になる．写真手前側から来た自動車（車両）は，指定方向外進行禁止の道路標識のとおり，写真右の軽自動車が曲がってきた道路への右折は禁止されている．しかし，ここを右折する車はかなり多いようである．（2013年6月25日記述）

　前掲写真撮影立ち位置よりやや下がった位置（前畑電停寄り）から井原方を撮影した構図．写真のピンク線が前述の右折禁止車両の動きで，右折開始位置の左脇（歩道脇）に「右折禁止 豊橋警察署」の看板も立っている．水色矢印に関しては当ページで下方に再掲して後述する．（2013年6月25日記述）

　前述のピンク色の右折禁止箇所の道路を入って10mほど行った地点の写真．左の建物壁面にある寿司屋の看板には電停からの道路（県道4号豊橋大知波線＝多米街道）からショートカット状には行けず，十字の交叉点（＝東田坂上交叉点）を経由してから右斜め方向に進んでください，と図解された地図が掲載されている．なお，この右斜め方向に行く道路（写真奥に伸びている道路）はかつて東田本線の旧東田電停までの併用軌道部分であり，かつてはレールが敷かれていた．（2013年6月25日記述）

　駅前ゆきモ781が通り過ぎるのを見計らって右折禁止箇所を曲がる自動車．本来，右折すべき東田坂上交叉点は混雑することから，この右折禁止箇所で対向車がなく，市電の往来も妨害しないタイミングであればここで右折してしまおう，というようなニュアンスが感じられる急角度での右折であった（動画をYouTubeに別掲した）．写真奥が駅前方．（2013年6月25日記述）

　右折禁止箇所の再掲．指定方向外進行禁止の標識は道路の両端2箇所に設置されているが，写真の水色矢印のような進行（右折）に関しても規制しているのか分かりかねる．写真左側の標識がピンク色矢印に関する規制を，右側の標識が水色の矢印に関する規制を意味しているのかもしれない（指定方向外進行禁止標識の設置場所は，「車両の進行を禁止する交差点の手前における左側の路端若しくは中央分離帯若しくは当該交差点に係る信号機（車両に対面するものに限る．）の設置場所又は車両の進行を禁止する場所の前面」となっている）．

　いずれにしても，水色矢印方向に曲がった先の道路は，朝7時から夕方17時までは歩行者（等）専用の道路（後述）になることから，水色矢印方向の右折が可能だとしても，少なくとも昼間時間帯は許可を得た自動車等のみが通行可ということになる．（2013年6月25日記述）

　前掲の水色矢印方向の道路入口部分にある標識．歩行者専用の道路だが，補助標識には軽車両以外に規制がかかり，規制時間は7時〜17時とある．なお，歩行専用道路沿いに自動車等の保管場所がある場合等は許可（通行禁止道路通行許可証）を得ることにより通行は可能である．（2013年6月25日記述）

　前畑〜東田坂上間の勾配部分は線路敷が石畳となっている．凹凸があるように見えるが，常時メンテナンスされている．写真右が赤岩口・運動公園前方．（2013年11月24日記述）

　NHKのテレビドラマ「エール」ラッピングになったモ803が石畳の坂を駆け上がる．（2024年2月10日記述）