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滝上駅〜田峯駅 豊橋鉄道田口線

(2012年12月25日作成,2019年11月12日最終更新)

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 このページでは豊橋鉄道田口線の滝上〜田峯間の旧線跡について,探索した写真を紹介します.

引用・参考文献.宮脇俊三編著「鉄道廃線跡を歩く 失われた鉄道実地踏査60」,JTB,1995.
小早川秀樹著「青春のアルバム 豊橋鉄道田口線」,自刊,2006.
豊橋鉄道田口線 滝上駅〜田峯駅 2012年10月24日 CASIO EX-ZR10

 田口線滝上(たきうえ)〜田峯(だみね)間にあった約1,500mの稲目トンネルは同線廃止後に拡幅して県道389号(富栄設楽線)として供用された.写真は滝上側のトンネル入口.(2012年12月25日記述)



豊橋鉄道田口線 滝上駅〜田峯駅 2012年10月24日 CASIO EX-ZR10

 訪問当日の夜11時から,翌朝5時にかけて稲目トンネル通行止の予告がされていた.このトンネルが使えない場合の迂回路は国道257号線等になるが,かなりの迂回をしなければならない.(2012年12月25日記述)



豊橋鉄道田口線 滝上駅〜田峯駅 2012年10月24日 CASIO EX-ZR10

 田口線の「稲目トンネル」は清崎開業の1930年(昭和5年)に完成したものと思われるが,県道となった「稲目トンネル」の銘板には1979年3月と入っている.しかし,1979年3月竣工という書き方がなされていないことから,あくまで鉄道トンネルを拡幅した,というニュアンスを残した銘板と思われる.

 道路トンネルとしての延長は1,510mとあるが,田口線の稲目トンネルは1,511mという資料もある.(2012年12月25日記述,2019年11月12日加筆修正)



豊橋鉄道田口線 滝上駅〜田峯駅 2012年10月24日 CASIO EX-ZR10

 稲目トンネル内部.断面は天井の天頂部が妙に高く,側壁部が妙に垂直に近い印象がある.鉄道トンネルだった断面を生かした名残なのかもしれない.写真は田峯側から本長篠方を見た構図.(2012年12月25日記述)



豊橋鉄道田口線 滝上駅〜田峯駅 2012年10月24日 CASIO EX-ZR10

 田峯側のトンネル入口銘板.やはり「1979年3月」の右側がぽっかりと空白になっており,ここに本来は「竣工」等の文言が入る気がする.(2012年12月25日記述)



豊橋鉄道田口線 滝上駅〜田峯駅 2012年10月24日 CASIO EX-ZR10

 田峯側入口.北向きのためか,ポータル等はかなりコケが生えている.(2012年12月25日記述)



豊橋鉄道田口線 滝上駅〜田峯駅 2012年10月24日 CASIO EX-ZR10

 トンネルの田峯側出口付近にあった稲目トンネル開通記念碑.道路トンネル開通時と思われる愛知県知事名は入っているが,開通年等は入っていない.やはり鉄道トンネルを拡幅したという歴史が見え隠れする.(2012年12月25日記述)



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