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金木駅 津軽鉄道線

(2008年3月5日作成,2009年11月18日最終更新)

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津軽鉄道線 金木駅 1994年12月22日 Canon FTb FD 50mm F1.4 RD・フジクローム100

 2008年3月現在,津軽鉄道で列車交換が行える駅はこの金木だけになってしまった.写真は旧駅舎時代で,駅外から普通の家の「勝手口」のようなドアを備えた食堂が地方私鉄ムード満点である.左のアルミのドアには「お手洗」と手書きされていた.この素朴な駅舎も2003年に改築された.
 金木は太宰治の生家,斜陽館の最寄駅でストーブ列車とセットで訪れる観光客も多い.



津軽鉄道線 金木駅 2000年2月6日 Nikon F3 Ai Nikkor 50mm F1.4S RA・フジクロームSensia100

 上り列車,キハ22027が金木を出発した直後の前面展望.津軽飯詰と違い,ポイントはシェルターに覆われていない.ポイントはスプリングポイントで,構内から外へ出る際には定位の状態を「割って」進む.前方の定位(赤)を現示している腕木式信号機は下り場内信号である.金木の腕木式信号機は2008年3月現在も健在である.



津軽鉄道線 金木駅 2000年2月6日 Nikon F3 Ai Nikkor 50mm F1.4S RA・フジクロームSensia100

 本州のさいはて,津軽半島にもイギリス,アメリカのレールが運び込まれて使われいたことが分かる「レールの展示」.考えてみれば戦時中の金属不足の際にもこの展示用の鉄を供出しなかったからこそ,こうして残っているのだろう.



津軽鉄道線 金木駅 2009年3月11日 Nikon Coolpix S600

 かつての木造駅舎は跡形もなくなり,2003年に金木交流センターを併設した2階建ての新駅舎が建てられた.(2009年11月18日記述)



津軽鉄道線 金木駅 2009年3月11日 Nikon D70 AF Ai Nikkor 28mm F2.8D

 ストーブ列車の客車を牽引するDD35形が整備を受けている,ということで,津軽21形が客車を牽引する形で「ストーブ列車」が仕立てられていた.津軽21形は「牽引」ではあるが客扱いしており,こちらにはストーブ列車料金(300円)は不要となっている.地元民(と思われる乗客)はすべて津軽21形の方に乗車していた.(2009年11月18日記述)



津軽鉄道線 金木駅 2009年3月11日 Nikon D70 AF Ai Nikkor 28mm F2.8D

 金木駅は津軽鉄道線唯一の列車交換可能駅となっており,津軽五所川原〜金木間はタブレットを,金木〜津軽中里間はスタフによる閉塞となっている.

 写真は上り列車(津軽五所川原ゆき)に駅員がタブレットを手渡すところである.タブレットは輪が付いたキャリアに納められている.(2009年11月18日記述)



津軽鉄道線 金木駅 2009年3月11日 Nikon D70 AF Ai Nikkor 28mm F2.8D

 上り列車運転士は駅員からタブレットを受け取る前に,津軽中里〜金木間のスタフ(写真で駅員が左手に持っている棒)を渡す.(2009年11月18日記述)



津軽鉄道線 金木駅 2009年3月11日 Nikon D70 AF Ai Nikkor 28mm F2.8D

 前掲とは別列車の写真だが,駅員が右手に持っている金属製ハエ叩きのような棒が金木〜津軽中里間のスタフ.このスタフを駅員が駅舎側に停まっている下り列車の運転士に渡すことによって,下り列車は金木を発車することができる.

 上り列車の運転士は駅員から渡された金木〜津軽五所川原間のタブレットを取り込んでいるところである.(2009年11月18日記述)



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