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113系電車

(2009年1月23日作成,2012年6月18日最終更新)

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山陽本線(呉線) 広島駅 638M 2007年6月10日 Nikon Coolpix 2500

 クハ111-811.113系(111系)800番台は1986年の福知山線電化に際して改造で誕生した番台で,客用扉の半自動化等の耐寒耐雪改造が施されている.福知山線電化から13年経った1999年に下関所に配転され,改造から20年以上経た2007年現在も活躍が続いている.

 特徴はヘッドライトで,オリジナルのデカライトのまま800番台化されたが,下関所転入後に廃車発生部品と思われるシールドビームが嵌め込まれた.(2009年1月23日記述)



山陽本線(呉線) 広島駅 638M 2007年6月10日 Nikon Coolpix 2500

 デカライトをシールドビーム化する改造は大きく分けて4つある.1つはデカライトの縁そのものを外してシールドビームケースを溶接し,改造したことが分からないような工事,2つ目はデカライト縁を残すものの,中をすり鉢状にしてシールドビームを嵌め込むもの,3つ目はこの写真のようにデカライトの前部に扁平な丸板を取り付け,その中心部にシールドビームを嵌め込むタイプである.

 4つ目はというと,作者は実物を見たことがないのだが,デカライト1灯分のスペースにシールドビームを2灯,横並びにした改造車で,ブタ鼻形状のヘッドライトが左右に取り付けられた「4つ目」のゲテモノで,「鉄道模型趣味」誌でそのような車両があることを知った時には是非一度拝見したいと思ったのだが,結局実物を見ることは叶わなかった.(2009年1月23日記述)



山陽本線(呉線) 広島駅 638M 2007年6月10日 Nikon Coolpix 2500

 クハ111-811の側面.冷房はJR化後に改造で装備された.非ユニットサッシでグローブ型ベンチレータであり,種車が113系0番台だということを今なお色濃く伝える.(2009年1月23日記述)



山陽本線(呉線) 広島駅 638M 2007年6月10日 Nikon Coolpix 2500

 写真はクハ111-812.前述のクハ111-811とペアで組成されている.こちらもオリジナルのデカライトからシールドビーム化されている.前面窓等はゴム抑えのままで,いわゆる鉄仮面化していない.(2009年1月23日記述)



山陽本線(呉線) 広島駅 638M 2007年6月10日 Nikon Coolpix 2500

 クハ111-812の前面下部.クハ111-811と違い,ジャンパ栓受けがない.(2009年1月23日記述)



山陽本線(呉線) 広島駅 638M 2007年6月10日 Nikon Coolpix 2500

 ドア半自動化の際に取り付けられたドア取っ手.半自動の際,ドアの開閉にはかなりの力が必要である.(2009年1月23日記述)



予讃線 多度津駅 2010年2月6日 Nikon Coolpix S600

 いずれも「国鉄型」の113系(JR四国改造車)と121系.121系は1987年の新製導入時から2011年にワンマン化改造が行われるまで,車体にはほぼ何も手を入れていなかったが,JR四国は113系0´番台編成をJR東日本より譲受し,2000年にリニューアルした4連・計3編成が活躍している.外観では特に前面デザインが大幅に変わり,塗色も斬新なものになった.写真の113系は第3編成で,オレンジ,黄色,シルバーメタリックを使って塗装されている.(2010年10月2日記述,2012年6月18日加筆修正)



予讃線 多度津駅 2010年2月7日 Nikon Coolpix S600

 ここからは多度津駅駅停車中の第2編成について紹介する.写真は第2編成で,薄紫,赤色とシルバーメタリックで塗装されている.側幕は電動幕,写真の観音寺のローマ字だが,そのままだと「カノンジ」と読めてしまう.(2010年10月2日記述)



予讃線 多度津駅 2010年2月7日 Nikon Coolpix S600

 クハ112-2車内を後位側から見た車内.ドアは押しボタン式半自動で,転換クロスシートが並ぶ.ドア付近の座席(背もたれ)は固定.改造前の車番はクハ111-529.(2010年10月2日記述)



予讃線 多度津駅 2010年2月7日 Nikon Coolpix S600

 後位から前位を見たモハ112-2.車内設備はJR西日本リニューアル車に似ている.改造前の車番はモハ112-270.(2010年10月2日記述)



予讃線 多度津駅 2010年2月7日 Nikon Coolpix S600

 モハ112の前位側車端部には「乗務員室」と書かれた区画が改造で設けられた.簡易な柵があり,一般客は立ち入り禁止になっている.(2010年10月2日記述)



予讃線 多度津駅 2010年2月7日 Nikon Coolpix S600

 モハ112の前位側車端部.車端部は通常,向かい合わせ座席が固定で設置されているが,乗務員室スペースを設けたため,座席は2人がけのものをドア側向きに固定し,ドア部には仕切り板を設置してある.(2010年10月2日記述)



予讃線 多度津駅 2010年2月7日 Nikon Coolpix S600

 乗務員室には乗務員扉の他,車掌スイッチ等を設置してある.この乗務員室は4両編成のほぼ中央にあるため,ホームでの集札に威力を発揮するらしい.50系客車のオハフ50形や,12系客車のオハフ12-2000番台に似た発想を持つ.(2010年10月2日記述)



予讃線 多度津駅 2010年2月7日 Nikon Coolpix S600

 モハ113-2を後位から見たところ.運転室または乗務員室が唯一ない車両で,座席定員は56人,改造前の車番はモハ113-270.(2010年10月2日記述)



予讃線 多度津駅 2010年2月7日 Nikon Coolpix S600 (トリミング処理)

 モハ113-2の改造銘板.2000年に多度津駅工場で施工されている.(2010年10月2日記述)



予讃線 多度津駅 2010年2月7日 Nikon Coolpix S600

 後位から見たクハ113-2.右の白壁はトイレ.運転助士席側の客室寄り窓の形状がクハ112(-2)と異なる.改造前の車番はクハ111-198.(2010年10月2日記述)



予讃線 高松駅 129M 2012年5月28日 RICOH CX4

 高松13:13発の快速「サンポート南風リレー号」に充当された第2編成.主抵抗器冷却のための独特のブロワー音を構内に響かせていた.(2012年6月17日記述)



予讃線 高松駅 129M 2012年5月28日 RICOH CX4

 「KANONJI」幕は相変わらず健在.各車端部側窓を中心に固定窓に改造されている.(2012年6月17日記述)



予讃線 高松駅 129M 2012年5月28日 RICOH CX4

 中間車・モハ112の乗務員スペース外部.(2012年6月17日記述)



予讃線 高松駅 129M 2012年5月28日 RICOH CX4

 側扉には押しボタン式の手動開閉ボタンが設置されている.(2012年6月17日記述)



予讃線 高松駅 129M 2012年5月28日 RICOH CX4

 車端部以外の側窓は開閉可能だが,瀬戸大橋線へ入線のため,下段固定・上段下降式となっている.(2012年6月17日記述)



予讃線 高松駅 129M 2012年5月28日 RICOH CX4

 貫通幌は編成のいずれの側にも設置されていない.(2012年6月17日記述)



予讃線 高松駅構内 2012年5月28日 RICOH CX4

 高松駅構内の香西方で待機するJR四国113系第3編成.(2012年6月17日記述)



予讃線 高松駅構内 2012年5月28日 RICOH CX4

 屋上にパンタ2基を備えるモハ112-3.(2012年6月17日記述)



予讃線 高松駅構内 2012年5月28日 RICOH CX4

 パンタが載っているのはモハ112-3,その奥がモハ113-3,最奥がクハ113-3.いずれも屋上通風機(オリジナルは押し込み型ベンチレータ)は撤去された.集中式のクーラー(AU75B)が各車に載る.(2012年6月17日記述)



予讃線 高松駅構内 2012年5月28日 RICOH CX4

 写真はクハ112-3屋上の集中式クーラー.種車はいわゆる0´番台と言われる新製冷房車だったことから,AU75Bユニットはオリジナルと思われるが詳細は不明.写真では手前側のファンのみ回転(運転)していた.(2012年6月17日記述)



予讃線 高松駅構内 2012年5月28日 RICOH CX4

 クハ112-3前部屋上.(2012年6月17日記述)



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