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急行「きたぐに」

(2008年7月15日作成,2011年4月16日最終更新)

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 このページでは急行「きたぐに」号について,一部写真を除いて大阪から新潟に向かって順に紹介いたします.撮影時期はバラバラです.

大阪駅 2008年11月15日 502M Nikon Coolpix S600

 急行「きたぐに」はJR西日本京都総合運転所所属の583系10連が使用されている.ヘッドサインは福井県から新潟県,佐渡島にかけての日本海側の地図と,佐渡おけさ.



大阪駅 2008年11月15日 502M Nikon Coolpix S600

 大阪駅4番線に到着した上り急行「きたぐに」.側幕はすでに「回送」が表示され,これから京都所まで回送となって戻る.



大阪駅 2009年1月12日 501M Nikon Coolpix S600

 グリーン車は1両で,編成のほぼ中間である6号車に連結されている.当日の使用車両はサロ581-29,ラウンジ構造のない,全クロスシート車だった.(2009年12月5日記述)



大阪駅 2009年1月12日 501M Nikon Coolpix S600

 グリーン車,サロ581-29車内.ハネと同じ車体断面のため,天井まで非常に高く,やたら広く感じられる.(2009年12月5日記述)



新潟駅 2008年12月3日 502M Nikon Coolpix S600

 サロ581-25.サロ581は座席1列に対して側窓1枚のため,ハネやロネに比して窓の横幅が小さい.(2010年1月1日記述)



新潟駅 2008年12月3日 502M Nikon Coolpix S600

 サロ581-25客室内.サロも含め,「きたぐに」用京都所の583系には車内広告類は一切ない.(2010年1月1日記述)



新潟駅 2008年12月3日 502M Nikon Coolpix S600

 サロ581-25車内.通路にはジュウタンが敷かれているが,「きたぐに」用の583系は車内の静粛性を保つために全車の通路にジュウタンが敷かれている.(2010年1月1日記述)



新潟駅 2008年11月18日 502M Nikon Coolpix S600

 続いて100番台へ改造されたグリーン車,サロ581-103車内.(2010年1月1日記述)



新潟駅 2008年11月18日 502M Nikon Coolpix S600

 サロ581系の100番台改造車は,元々はシュプール号等の波動輸送編成用に車端部の座席3列分を撤去し,長いすと固定テーブルを設置し,「ラウンジカー」にしたものである.定期の「きたぐに」でも0番台が検査等に入った場合には100番台が駆り出されるが,その場合は座席定員が24人分も減少することになる.(2010年1月1日記述,2月1日一部加筆・修正)



新潟駅 2008年11月18日 502M Nikon Coolpix S600

 グリーン車座席を最大角度までリンクライニングした状態.(2010年1月1日記述)



大阪駅 2009年1月12日 501M Nikon Coolpix S600

 続いてA寝台車,サロネ581.グリーン車の隣の7号車がA寝台となっている.当日の使用車両はサロネ581-4.(2009年12月5日記述,2010年1月1日一部加筆修正)



大阪駅 2009年1月12日 501M Nikon Coolpix S600

 583系のA寝台(ロネ)は元々は製造されず,1984年にサハネからの改造によって誕生している.B寝台の寝台幅70cmだったものを90cmに拡幅しているが,上段のカーテンレール位置はベンチレータ等の位置関係からB寝台時代のままとなっており,カーテンの上部と裾の垂直方向位置が全然合っていない.(2009年12月5日記述)



大阪駅 2009年1月12日 501M Nikon Coolpix S600

 元の3段寝台を2段に改造しているため,A寝台上段の小窓が就寝時の目線よりも高い位置(この写真の寝台蛍光灯の右脇が小窓)にあり,上段は少し損をした感じになるが,寝台料金は下段10,500円に比して9,540円であり,960円安い.(2009年12月5日記述)



大阪駅 2009年1月12日 501M Nikon Coolpix S600

 A寝台の下段は前述のように寝台料金10,500円と高額ではあるが,寝台高さは120cmあり,側窓1枚全面を独占することができる.カーテンも上段のような「傾斜」はなく,垂直に垂れ下がるため,寝台内の圧迫感もない.(2009年12月5日記述)



大阪駅 2009年1月12日 501M Nikon Coolpix S600

 A寝台下段はさすがに高さ120cmだけのことはあり,コート掛けにハンガーで吊るしたコートの裾がまくれるようなことはない.(2009年12月5日記述)



大阪駅 2008年11月15日 502M Nikon Coolpix S600

 終点,大阪に到着した上り「きたぐに」.到着番線は4番線.「きたぐに」編成は回送となって京都所に引き上げ,清掃,整備を受ける.「きたぐに」編成が去った後の4番線は福知山線(宝塚線)方面への電車が続々と入ることになる.(2010年1月22日記述)



京都駅 2005年2月5日 502M NikonCoolpix2500

 京都駅6番線に約7分遅れで到着した上り急行「きたぐに」.隣の7番線には6:22発の特急「はるか3号」関西空港行きが来るはずだが,当日は「きたぐに」が「小動物を跳ねた」関係から遅れて運転していたため,「はるか3号」との接続は新大阪で取ることを車内放送で通知,そのため,京都に「きたぐに」が到着した時にはすでに「はるか3号」は発車した後だった.

 6番線だが,「きたぐに」発車後には寝台特急「日本海2号」が到着する.



敦賀駅 2003年2月8日 502M NikonCoolpix2500

 未明の朝4:45.ホームには駅員がカンテラを提げて立ち,安全を見守っている.



敦賀駅 2008年11月18日 501M Nikon Coolpix S600

 金沢駅5番線ホームに停車する下り「きたぐに」号.夜の3時台ではあるが,ホームの発車案内電光掲示板には朝から動き出す列車がすでに表示されている.下り「きたぐに」号の金沢駅の発車時刻は3:47だが,3:11には到着しており,36分間もの長時間停車となっている.(2010年1月27日記述)



敦賀駅 2008年11月18日 501M Nikon Coolpix S600

 2008年のダイヤでは金沢駅の下り「きたぐに」号の到着時刻は3:11,そして上り「きたぐに」号の金沢駅発車時刻も3:11のため,上下列車が定時で動いていれば,金沢駅で上下「きたぐに」号の並びが一瞬だけ見られる.写真は下り「きたぐに」号の自由席車内から見た上り「きたぐに」号の発車シーン.(2010年1月27日記述)



敦賀駅 2008年11月18日 501M(左) Nikon Coolpix S600

 夜3時台の金沢駅で顔を並べた急行「きたぐに」の583系と521系交直流電車の試運転列車.(2010年1月27日記述)



富山駅 2007年2月8日 502M NikonCoolpix2500

 富山駅に到着した上り「きたぐに」.到着番線は2番線.



富山駅 2007年2月8日 502M NikonCoolpix2500

 上りの富山到着は真夜中の2:16,発車は2:25である.



糸魚川駅 2007年9月28日 501M NikonCoolpix2500

 糸魚川1番線停車中の「きたぐに」車内から3番線に停まる522M富山行きを見る.当日はクモハ475-43を連結した国鉄急行色のA16編成が見えており,583系車内とのコラボレーションは国鉄時代に逆戻りしたようである.

 しかし,ベネシアンブラインドの廃止,内装化粧板の変更,シートモケット色の違いなど,国鉄時代との相違もかなりある.(2009年2月1日記述)



糸魚川駅 2008年12月4日 502M Nikon Coolpix S600

 夜の1:22に糸魚川駅に到着した上り「きたぐに」号.停車時間は2分で1:24に発車した.撮影した列車は平日の水曜(12月3日)〜木曜日に運転したもので,自由席車が写っているが気の毒なほど乗客がいない.(2010年1月1日記述)



柏崎駅 2007年9月28日 501M NikonCoolpix2500

 中越沖地震の影響で9月13日まで約2ヶ月の長期に亘り急行「きたぐに」は全面運休していた.写真は運転再開から約2週間後の柏崎駅の様子.6:45の発車で,自由席車に乗り込む乗客がかなり見られた.(2009年2月1日記述)



柏崎駅 2007年9月28日 501M NikonCoolpix2500

 柏崎を発車する下り「きたぐに」.ホームのベンチの影がまだ長い.(2009年2月1日記述)



長岡駅 2003年2月8日 1120D(左)・501M(右) NikonF3 AiNikkor35mmF1.4S KR・コダクローム64

 左の3番線に停まるキハ110系単行気動車は長岡7:24発の十日町行き.急行「きたぐに」がJR東日本のキハ110系と並ぶ唯一のシーンとなっている.ちなみに,長岡駅まで入るキハ110系は当時この1120Dが唯一であり,かつて存在した夕方の1122Dは消滅した.



新津駅 2002年3月13日 3527M OlympusCAMEDIA C-360L

 大阪始発の下り急行「きたぐに」は新津から快速列車に種別を変えるため,新津〜新潟間の自由席車は急行券が不要となり,定期券等のみで乗車可能となる.新津の発車が8:14,新潟到着が8:30と高校生の通学には少し遅い時間帯のため,利用者は通勤利用が中心である.新津駅4番線で各ドア前に1列に整列して到着を待つシーンが見られる.



新津駅 2008年1月17日 NikonCoolpix2500

 橋上駅となった後の新津駅における下り「きたぐに」(=新津からは名無しの快速・新潟行き)について写真をご紹介する.

 写真は橋上改札すぐの天井から下がるホーム発車案内板.「快速 きたぐに 8:14(発) 新潟(ゆき) 4(番線)/亀田に停車いたします」と案内されている.下り急行「きたぐに」は新津からは「名無しの快速」のはずだが,それでは混乱があるためか,「快速きたぐに」と表示しているのが興味深い.



新津駅 2008年1月17日 NikonCoolpix2500

 新津は橋上駅化してホームへ降りる階段通路幅が狭くなったが,それでも「降りる方向で見て,「きたぐに」編成が入る通路右側に1列に並んで待つ」形態は地平駅時代と変わらずに続いている.冬のホームは寒いため,階段通路で列車を待つのは意外と快適だったりする.(2009年6月17日記述)



新津駅 2008年1月17日 3527M NikonCoolpix2500

 新津駅4番線ホーム新潟寄りのホーム上屋(木造)は橋上駅化後も残存され,使われ続けている.そこに583系の「きたぐに」が入線.10両編成(多客期は12両編成)の583系が入線するシーンは何度見ても感動する.(2009年6月17日記述,2010年1月21日一部加筆・修正)



新津駅 2009年2月6日 3527M Nikon Coolpix S600

 3号車車内(当日は12両編成)から見た,新津駅の整列状況.“「”字形整列の伝統はずっと守られている.



新津駅〜亀田駅 2002年3月13日 3527M OlympusCAMEDIA C-360L

 下り「きたぐに」の新津からの自由席車内状況.前述のように「きたぐに」は新津〜新潟間は快速となるため,急行券不要で乗車できる.客席はほぼ満席となり,夜行列車として大阪から走ってきた雰囲気は通勤列車へと早変わりする.



亀田駅〜新潟駅 2009年2月7日 3527M Nikon Coolpix S600

 土曜日の「快速」区間の自由席車内.勤め人らの数が少ないため,各ボックス2人がけ程度の乗車率となっていた.



新津駅〜亀田駅 2011年2月26日 3527M CASIO EX-ZR10

 急行「きたぐに」号の自由席車は4両(1〜4号車)で,2000年頃は1,2号車が禁煙車だった.2007年3月改正で3号車も禁煙化されたが,2009年6月1日からついに4号車も禁煙車となり,自由席の喫煙可能車両はなくなった.4号車にも「禁煙」プレートが入っている.(2011年4月16日記述)



亀田駅 2009年2月7日 Nikon Coolpix S600

 橋上駅となった亀田駅のホーム.左の下り本線,1番線に表示されている「快速 8:22 新潟」こそ,新津〜新潟間が快速となる「きたぐに」のことである.新津〜新潟間は列車番号も変わり,正式には「きたぐに」という列車名のない快速列車ということになるため,この電光掲示は非常に正確と言える.



亀田駅 2009年2月7日 3527M Nikon Coolpix S600

 亀田駅1番線に入る下り「きたぐに」新潟行き.正確には前述のように「快速」だが,「きたぐに」のヘッドマークはそのままである.撮影当日は土曜日で,大阪の発車が金曜夜となったためか,2両増結された堂々の12両編成である.



亀田駅 2009年2月7日 3527M Nikon Coolpix S600

 新津では自由席の各扉前に1列の整列乗車が見られたが,亀田では平日であればほぼ満席で座ることは無理ということもあってか,ホームには乗り場案内がどこにも掲出されていなかった.この列車に乗る人も,ホームのあちこちで適当に待っているという状況で,新津駅での状況とはかなりの差がある.



新潟駅 2009年3月2日 3527M Nikon Coolpix S600

 大阪から581.1kmを走破して終点新潟駅へ到着する583系.下り列車の新潟到着は8:30.(2009年11月14日記述)



新潟駅 2009年3月2日 3527M Nikon Coolpix S600

 新潟駅の到着番線は新幹線ホーム建物直下の7番線.隣の6番線には僅か3分接続の8:33に発車する特急「いなほ1号」秋田行きが待機している.(2009年11月14日記述)



新潟駅 2009年3月2日 3527M Nikon Coolpix S600

 新潟駅の朝8:30から8:33までの僅か3分間だが,7番線に「きたぐに」の583系,6番線に「いなほ」の485系と国鉄を代表する交直流特急電車が並ぶ.(2009年11月14日記述)



新潟駅 2009年1月17日 3527M NikonCoolpixS2500

 走行中,編成後部に舞い上がった雪が付着した583系の前面.(2009年6月17日記述)



新潟駅 2006年12月18日 502M NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8D

 B寝台車内.通路を挟んで3段式の寝台が連なる.8号車で,車番はモハネ582-102.通路奥の天井が箱状に下がっているのは,この部分にパンタグラフが載っているためである.



新潟駅 2006年12月18日 502M NikonD70 AiAFNikkor28mmF2.8D

 前述のパンタグラフ下は天井が低くなっており,3段分の寝台スペースを確保できないため「上段」が欠落し,「中段」と「下段」のみとなっている.そのうち,「下段」は他と高さが揃っているものの,「中段」については「上段」が欠落している分,他よりも天井が高くなっており,お得感が強い.そのため,「きたぐにのパンタ下」と言われており,4号車と8号車B寝台にのみ存在するのこの区画は有名な存在となっている.普通の3段寝台では正座すらできないほど天井は低いのだが,写真のように成人男性が正座しても悠々の高さを持っている.

 写真はその「パンタ下」をご指名で寝台券を取得し,これから大阪に向かう作者の後輩.その表情は大変にご満悦で,「パンタ下」中段寝台の満足度を皆様にもお伝えしたいのだが,個人情報保護のため顔面は黒塗りとさせていただいた.



新潟駅 2008年12月3日 502M Nikon Coolpix S600

 新潟駅3番線で発車を待つ「きたぐに」.発車時刻は22:55のため,まだ30分ほどもある.



新潟駅 2008年12月3日 502M車内より1059M Nikon Coolpix S600

 自由席車からは22:33に2番線に到着した特急「北越9号」が見えたが,当日は国鉄色に戻した485系6連のT18編成であった.



新潟駅 2003年1月24日 502M NikonCoolpix2500

 583系の特徴的な正方形の側幕表示.但し,この幕は定位置よりもずれて表示されており,いささかくたびれて見える.



新潟駅 2003年2月7日 502M NikonCoolpix2500

 ほぼ定位置と思われる場所で表示されている電動幕.581系は1967年の落成当初から電動式の側幕を装備していた.



新潟駅 2008年12月3日 502M Nikon Coolpix S600

 新潟から「きたぐに」大阪行きとなる583系10連は,まず新潟所(新潟車両センター)から回送で新潟駅3番線ホームまで入線する.その際,ヘッドサインと側幕は「回送」の表示となっており,ホームに到着してしばらくすると側幕が回転しはじめて「急行・きたぐに・大阪」が表示される.

 写真は回転していく側幕の様子を1コマずつ撮影し,切り貼りした画像.最初の「回送」を撮り逃してしまった.ずっと表示が動き続けているため,天地が枠に入りきっていないものもあるが,左上から下〜右方向へと表示は切り替わって行った.本来止まるべき「急行きたぐに大阪」でも幕は止まらず,次の「特急雷鳥大阪」まで表示して一旦止まり,再度逆回しになって,「急行・きたぐに・大阪」が表示された.かつては「シャレー軽井沢」「シュプール妙高志賀」の表示があったはずだが,それぞれ「大阪」と,「黒姫」に変更されたらしい.



新潟駅 2008年11月18日 Nikon Coolpix S600

 新潟駅のタッチパネル式券売機.左側のメニューバーに「急行」のタグがあり,そこを触れると急行自由席券(=急行券)の行先画面が現れる.パネルには上り「きたぐに」の全停車駅が表示され,なかなか圧巻だが,かつての券売機急行券の「○○駅から△△kmまで」と距離による急行券とせず,わざわざ全駅を表示する理由は,「きたぐに」号がJR東日本〜JR西日本区間を跨ぐため,直江津以遠の場合は降車駅によって両社間での急行料金配分が変わることによる対処と思われる.(2010年1月1日記述)



新潟駅 2011年2月26日 3527M CASIO EX-ZR10

 下り「きたぐに」の新潟駅到着番線が再び5番線になったため,特急「いなほ1号」との平面乗り換えが消滅した.しかし,5-6番線の583系&485系の並びが出現することとなった.(2011年4月16日記述)



新潟駅 2011年2月26日 3527M CASIO EX-ZR10

 下り「きたぐに」到着時,ホーム向かいの4番線には普通村上ゆき(8:48)が停車していた.(2011年4月16日記述)



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