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アビエス・リサーチ制作雑記

登山道情報/乗鞍岳北部硫黄岳〜十石山

(2014年10月14日作成,2014年10月14日最終更新)

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 長野〜岐阜県境の乗鞍岳(最高点は剣ヶ峰の3,026m)北部大丹生岳(2,698m)東側(乗鞍スカイライン(県道乗鞍公園線)と県境の交差地点)から北東方向に硫黄岳(2,554m),十石山(2524.8m)と続く県境稜線があり,地形図には道の記号もあります.2014年10月の3連休(10月11〜13日)のうち,最終日は台風19号の影響で大荒れになることが予想されたことから,11〜12日に縦走してきました.

 全体のルートは車で乗鞍高原(乗鞍観光センター)駐車場へ行って駐車後,乗鞍岳山頂(畳平)ゆきアルピコ交通バスに乗り換え,終点・畳平から歩き出して硫黄岳〜十石山〜白骨温泉〜見晴峠越え〜乗鞍高原駐車場と時計回りに巡るコースを採りました.

 稜線部分(県境尾根)のうち,乗鞍スカイライン分岐〜硫黄岳〜平湯大滝への分岐までは道も明瞭でしたが,そこから十石山三角点まで,ハイマツ帯のかなりの藪道でした.

岐阜〜長野県境・硫黄岳〜十石山 2014年10月11日 Nikon Coolpix P7700

 上の写真は2,532mピーク付近から見た十石山.撮影する作者の影の右にあるハイマツ樹冠のやや窪んだ部分が登山道です.登山道両側からハイマツやシャクナゲが覆いかぶさるように伸びていますが,道自体は明瞭に地上に着いていますので,迷いやすい箇所はありません.むしろ平湯大滝への分岐から2,532mピークまでの登山道がダケカンバ樹林下の藪になっており,かなり不明瞭で注意が必要です.

岐阜〜長野県境・硫黄岳〜十石山 2014年10月11日 Nikon Coolpix P7700

 ハイマツ帯の登山道.地上は明瞭に道状になっており,このような痕跡を辿れば特に迷いやすい箇所はありませんでしたが,岐阜県側(西側)のザレ上部は登山道が崩れている箇所もあり,長野県側を慎重に通過しなければならず,こちらの方がむしろ注意が必要でした.

長野県・見晴峠(白骨温泉〜乗鞍高原間) 2014年10月12日 Nikon Coolpix P7700

 最後に,白骨温泉から乗鞍スーパー林道を乗鞍高原方面へ辿り,泡の湯を過ぎた先から峠越えの登山道へ入り,標高約1,890mの見晴峠まで登り切った場所で噴煙を上げる御嶽山が見えました.

 当サイトの10月4日の制作雑記「御嶽山噴煙の状況と王滝村」でも書きましたが,約一週間前の10月4日に御嶽山の南西に位置する小秀山(1981.9m)山頂から見た際には噴煙は西風に流されていましたが,この日はほぼ無風で,噴煙が真上へと上がっていました.

 なお,見晴峠から眺めた噴煙を上げる御嶽山の動画をYouTubeにアップしました.(2014年10月14日記述)



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