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村上駅 2010年 羽越本線

(2010年4月6日作成,2010年7月5日最終更新)

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羽越本線 村上駅 2010年3月17日 HITACHI W62H(画像提供・ぴちお氏)

 2010年3月13日のダイヤ改正により,村上駅始発・越後線経由柏崎行きというロング・ラン普通列車が登場した.列車番号は1944M,走行キロ(営業キロ)は144.5キロ.村上の発車は17:30で終点柏崎には21:03の到着,ちなみに出雲崎以遠は当該区間の最終電車となる.

 写真は村上駅改札口の発車案内電光掲示板.村上駅で「柏崎」の行き先が表示されたのは恐らくこの3月改正が史上初であろう.なお,このダイヤ改正以前には村上始発・新潟経由長岡行き普通列車といのもあり,村上駅で異彩を放っていたが,残念ながら消滅してしまった.(2010年4月6日記述)



羽越本線 村上駅 1944M 2010年3月17日 HITACHI W62H(画像提供・ぴちお氏)

 村上17:30発・越後線経由柏崎行きは115系6連(3連のN編成×2)が運用に就いている.3月ダイヤ改正以前における羽越本線〜白新線のこのスジの列車(944M,村上発は同じ17:30で新潟行き)は115系3連だったため,編成両数は倍増したことになる.

 写真は村上駅1番線から撮影した1944M,写真左奥方が新潟(柏崎)方面になる.編成の最前部まで写りきっていないが,当日は新ニイのリニューアルN編成の6連だった.(2010年4月6日記述)



羽越本線 村上駅 1944M 2010年3月17日 HITACHI W62H(画像提供・ぴちお氏)

 村上始発柏崎行きの1944Mだが,柏崎到着後に滞泊し,翌朝には折り返し越後線の朝一下り列車に充当される関係からか,冬季は基本的に村上方の編成に霜取り用としてダブルパンタ装備のモハ114が組み込まれており,異彩を放っている.写真は1000番台のリニューアル工事施工車でありながらシングルアーム・パンタ化を逃れ,オリジナル・パンタのPS16のままとなっているモハ114-1083(N14編成)であり,メカニカルなオーラーを存分に放っている.JR各社で車両や編成の画一化が進む中,新潟支社の115系は雑多性を保持しており,今後も新潟支社からは目が離なせない.(2010年4月6日記述,4月20日加筆修正)



羽越本線 村上駅 1944M 2010年3月17日 HITACHI W62H(画像提供・ぴちお氏)(トリミング処理)

 柏崎行き列車のうち,越後線吉田駅を跨いで運転される上り列車が表示する方向幕(側幕)だが,2008年に新潟駅で確認した際には単なる「柏崎/For Kashiwazaki」を表示し,信越線経由の上り柏崎行きでは「柏崎(長岡経由)/For Kashiwazaki」を表示していた.

 この1944Mでは写真のように村上駅発車時点で「柏崎(吉田経由)/For Kashiwazaki」を表示していた.新潟駅到着時にこの方向幕を「(吉田経由)」が入らない単なる「柏崎/For Kashiwazaki」表示に回すのかどうかは未調査である.(2010年4月6日記述,4月7日一部加筆・修正)



羽越本線 村上駅 1944M 2010年4月16日 HITACHI W62H(画像提供・ぴちお氏)(トリミング処理)

 村上駅名標も写りこんだ貴重なカット.(2010年4月20日記述)



羽越本線 村上駅 8001レ 2010年4月28日 HITACHI W62H(画像提供・ぴちお氏)(トリミング処理)

 2010年4月27日,北陸本線内で強風による抑止を受けた影響で,下り不定期特急「トワイライトエクスプレス」号は約12時間遅れで運転していた.写真は4月28日朝の8:22頃の撮影で,本来であれば村上駅には前夜・27日の20:30頃には通過していたはずである.ちなみに定時で走行していれば,東室蘭辺りを走行していたはずである.

 写真は村上駅の2-3番線ホーム上から新津方を見たところ.3番線に下り「トワイライトエクスプレス」号が入線してきた.ホーム上には駅員らが運んだものと思われるダンボールが積んであるが,これは長時間乗車している「トワイライトエクスプレス」の乗客へ配る飲料が入ったダンボールらしい.(2010年5月25日記述,7月5日加筆修正)



羽越本線 村上駅 8001レ 2010年4月28日 HITACHI W62H(画像提供・ぴちお氏)

 飲料が入ったダンボールだが,食堂車から積むのではなく,車掌が乗務している最後尾のスロネフ25へと積み込んでいた.(2010年5月25日記述)



羽越本線 村上駅 8001レ(左)・923M(右) 2010年4月28日 HITACHI W62H(画像提供・ぴちお氏)

 写真右の2番線にはすでに7:59村上終着(新潟始発)の923M・115系が定時に到着していた.この時期は原則として冬季間のドア半自動扱いは終わっているため,客用扉は全開となっていた.この923Mから「トワイライトエクスプレス」へはあたかも「乗り継ぎ」できるように見えるが,トワイライトエクスプレスは運転停車のため,客用の乗降扉はすべて閉じられている.(2010年5月25日記述,6月9日加筆修正)



羽越本線 村上駅 8001レ(左)・923M(右) 2010年4月28日 HITACHI W62H(画像提供・ぴちお氏)

 飲料の積み込みが終了,村上駅の駅員らは早々に退散した.3番線の下り出発信号は進行になり,ホームの出発反応標識が灯っている.「トワイライトエクスプレス」は村上駅に約3分間の運転停車をした後,8:25頃に発車して行った.1号車,スロネフ25形車掌室から機関士へ出発の無線を送っているところ.

 なお,この日の下り「トワイライトエクスプレス」号は,五稜郭で運転を打ち切ったらしい(参考webサイト(pdfサイト):http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2010/100506-1.pdf).恐らくだが,五稜郭から先は特急「北斗」等に振替輸送となり,折り返し(4月28日札幌発)の旅客らは,札幌〜五稜郭間は特急「北斗」等に振替で乗車し,五稜郭で「待機」する上り「トワイライトエクスプレス」に乗車して大阪方面を目指したものと思われる.12時間遅れでも「青函越え」を果たしたらしいところがすごい.(2010年5月25日記述,6月9日加筆修正)



羽越本線 村上駅 2010年7月2日 Nikon Coolpix S600

 従来の出札窓口は廃し,新たに「びゅうプラザ」を併設したカウンター形式の「みどりの窓口」が開設された.このことにより,かつては改札コンコース外にあった「びゅうプラザ」が「みどりの窓口」の脇に移動した.(2010年11月22日記述)



羽越本線 村上駅 2010年7月2日 Nikon Coolpix S600

 待合室もリニューアルされ,Kioskが廃止された.自動改札機を含め,「減人化」が進んでいる.(2010年11月22日記述)



羽越本線 村上駅 1944M 2010年7月2日 Nikon Coolpix S600

 2番線で発車を待つ吉田経由柏崎行き.(2010年11月22日記述)



羽越本線 村上駅 1944M 2010年7月2日 Nikon D200 AiAF Nikkor28mm F2.8D

 1番のりばに夕日が差し込む.ホーム上の自転車はレンタサイクル.(2010年11月22日記述)



羽越本線 村上駅 1944M 2010年7月2日 Nikon D200 AiAF Nikkor28mm F2.8D

 1944Mについて,作者の先輩が撮影した写真を掲載していたが,作者も「現地確認」を行ってきた.夏季のため,ダブルパンタ車のモハ114-1083も秋田方のパンタは畳んだ状態だった.このN-14編成はダブルパンタ組み込み編成で唯一,リニューアル工事が完了した編成.(2010年11月22日記述)



羽越本線 村上駅 1944M 2010年7月2日 Nikon D200 AiAF Nikkor28mm F2.8D

 当日,直江津方に付く3連はN-11編成だった.こちらは1パンタ車のモハ114-1077が組み込まれている.(2010年11月22日記述)



羽越本線 村上駅 1944M 2010年7月2日 Nikon Coolpix S600

 柏崎(吉田経由)幕と,戸袋窓に映る村上駅名標とのコラボレーション.(2010年11月22日記述)



羽越本線 村上駅 1944M 2010年7月2日 Nikon D200 AiAF Nikkor28mm F2.8D

 17:30の発車まで待つ1944M.側線には除雪モーターカーが降雪までの「出番」を待つ.(2010年11月22日記述)



羽越本線 村上駅 1944M 2010年7月2日 Nikon D200 AiAF Nikkor28mm F2.8D

 N-11編成とN-14編成の連結面.車番はそれぞれクハ115-1054とクモハ115-1059.(2010年11月22日記述)



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