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お得なきっぷの買い方ガイド 〜特急列車の「部分的」な利用

(2009年2月21日作成,2012年1月18日最終更新)

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2006年12月改正・羽越本線・白新線
村上〜新潟(一部)

特急乗車距離を「50キロ」までに抑えた乗車〜その1

 このページでは,「特急列車の『部分的』な利用」という題で,まず3題を羽越本線の新潟〜村上間に絞って話題を進めたいと思います.

 右の時刻表は,羽越本線村上から新潟までのもので,2006年12月改正の時刻です.フリーソフトの「WinDIA」で作成したものを画像(jpeg形式)化したものです.

 村上〜新潟間は営業キロが60.7kmあり,普通列車で約1時間15分前後,特急列車(いなほ号)で約50分前後となっています.村上駅を朝7:01(2006年12月当時,以下同様)に発車する特急「いなほ2号」は酒田始発の列車で,その日最初の上り「いなほ号」のため,東京方面への新幹線乗換客の他に,新潟方面への通勤客の重要な足となっています.しかし,前述のように村上〜新潟間は60.7kmの距離があるため,特急料金(B特急料金)は「100キロまで」の900円となります.しかし,村上の次の特急停車駅である坂町から新潟まで乗車した場合,営業キロは49.3kmのため,特急料金は「50キロまで」が適用され,500円となり,その差額は400円にもなります.

 特急停車駅がたった一駅違うだけで特急料金が400円も異なるだけに,「村上から特急に乗るのは損」な感が否めません.しかし,村上〜新潟間の普通列車は実質的に1時間に1本もないため,時間帯によっては特急列車に乗らざるを得ないこともあります.そのような場合,時刻表を熟読してみると,特急乗車距離を「50キロまで」に抑えて利用するのに都合の良い列車が何本かあります.

 例えば右の時刻表に載っている特急「いなほ2号」の場合,村上を10分前に発車する普通列車の1926Mに乗車すれば坂町で「いなほ2号」が追い抜くダイヤであることが読めます.この時刻表には普通列車の1926Mの坂町到着時刻は書いていませんが,7:04に到着し,坂町駅の4番線で特急「いなほ2号」の通過待ちを行いますから,村上で6:51発の1926Mに乗車し,坂町に7:04に到着したら,跨線橋を移動して2番線へ回り,6分後に到着する特急「いなほ2号」に乗車すれば特急料金を「50キロまで」の500円で新潟駅に行けます.普通列車に乗ったままの場合,新潟駅には8:15に到着ですから,新潟駅近辺で8:30始業の仕事であればほぼ間に合いませんが,特急「いなほ2号」は7:49と26分も前に新潟駅には到着しますので,余裕を持って職場にも到着できる場合があるかと思われます.
 

2006年8月 VIEWプラザ村上発行(上)・
2007年1月 羽越本線村上駅発行(下)

 右の画像のうち,上は村上から新潟までのB自由席特急券(900円),下は坂町から新潟までのB自由席特急券(500円)です.下の特急券はすでに村上駅の「みどりの窓口」で事前に購入したものですが,差額の400円は非常に大きいと思います.このような特急列車の「部分的」な利用は,さまざまな地域,路線で存在していると思われます.特にこの村上〜新潟間の例のような「営業距離60キロ前後」というのは,普通列車で1時間前後はかかる距離のため,特急列車を利用するメリットを感じやすいもっとも「微妙な距離」のような気がします.

 なお,新潟駅から新幹線を利用(新幹線回数券等の特企券を除く)する場合は,羽越本線の特急料金は「乗継割引」になりますから,村上〜新潟までの自由席特急券は半額の450円となるため,坂町〜新潟の通常のB自由席特急券よりも50円安くなります.

 ちなみに新潟地区には乗車券類(定期券も可)と併用する特急料金券が回数券タイプとなった「えちご料金回数券」という特別企画乗車券(特企券)が設定されており,新潟〜村上・府屋間は4枚綴り2,400円(1枚当たり600円),新潟〜新発田・中条・坂町間は4枚綴り1,600円(1枚当たり400円)という金額になっています.1ヶ月しか有効期間はありませんが,4枚綴りですから通勤等で頻繁に利用する人はすぐに使い切ってしまう量です.村上〜新潟間は通常の自由席特急券よりも300円,坂町〜新潟間は100円お得になる勘定ですが,その料金設定は「50キロまで」の料金500円と微妙な差しかなく,非常にうまく出来ていると感じます.(2009年2月21日記述,列車時刻などの内容は2007年1月当時のものです.この時刻を参考に旅行計画等を立てないよう,お願いいたします)




2006年12月改正・羽越本線・白新線
村上〜新潟(一部)

特急乗車距離を「50キロ」までに抑えた乗車〜その2

 村上を12:05に発車する特急「いなほ8号」は新潟駅に12:59に到着しますが,時刻表を見るとこの「いなほ8号」の直後に豊栄始発の新潟行き普通列車が設定されていることが分かります.前述のように,村上〜新潟間は60.7kmありますから,B自由席特急料金は「100キロまで」の900円となります.

 しかし豊栄でこの普通列車(640M)に乗り換えれば,特急料金は村上〜豊栄間45.7kmの「50キロまで」が適用されるため,特急料金は500円で済みます.豊栄で普通列車に乗り換えるには,特急が到着する1番線から普通列車の発車する3番線まで跨線橋を移動しなければなりませんが,特急料金400円の差額は魅力的です.特急と普通列車の新潟駅到着時刻差は15分です.

 ちなみに,こんなことしてまで「特急」に乗るのであれば,はじめから普通列車で移動すればいいのではないか,と思われるかもしれません.しかし,村上12:05発より前の上り列車は,10:36の普通列車(934M)までまったくありません.約1時間半も前に村上を発たないと列車がない状況を考えると,「仕方なく」特急列車を利用する側面が浮かび上がってくるかと思います. 

2006年1月 羽越本線村上駅発行

 右の画像は村上駅の自動券売機で購入した豊栄までのB自由席特急券.購入時刻「12:03」が入っており,特急「いなほ8号」の発車する12:05の直前に購入していることが分かります.なお,前掲の項目でも記述しましたが,新潟駅から新幹線に乗り換える場合,通常に購入する特急料金は「乗継割引」が適用されますので,豊栄で特急券の区間を打ち切るのはまったく得策になりません.(2009年2月21日記述,列車時刻などの内容は2007年1月当時のものです.この時刻を参考に旅行計画等を立てないよう,お願いいたします)




2006年12月改正・白新線・羽越本線
新潟〜村上(一部)

特急乗車距離を「50キロ」までに抑えた乗車〜その3

 右の時刻表は2006年12月時点の羽越本線・新潟〜村上間の下り時刻表です.目的地が村上駅で,新潟駅に17時ちょうどに着いたとします.16:49発の普通列車村上行き(939M)はすでに発車しています.次の普通列車は約1時間後の17:55発の1941Mまで待たねばなりません.17:39発の普通列車(663M)に乗車しても,これは新発田行きのため,次の1941Mに乗車するのと村上到着時刻は変わりません.

 そうなると,17:34発の特急「いなほ9号」への乗車を考えますが,時刻表をよく見ると,17:18に発車する豊栄行きの普通列車(659M)があり,しかも豊栄に17:44に到着した5分後に特急「いなほ9号」が追いついてくることが分かります.

 もしも新潟駅から特急「いなほ9号」に乗車して村上まで行った場合,B自由席特急料金は900円ですが,豊栄からであれば「50キロまで」になりますので500円です.となれば,17:18の普通列車に乗って特急「いなほ9号」に乗り換える案が得策です.

2007年1月 白新線豊栄駅発行

 右の画像は豊栄駅の自動券売機で購入した豊栄〜村上のB自由席特急券です.この時は乗車券が「えちごワンデーパス」という特企券だったため,そのエリア内である豊栄駅の自動改札を自由に通過できますが,例えば新潟から村上までの乗車券の場合,「途中下車」は不可ですから,有人改札口で事情を話して特急券を購入する必要があるかと思います.

 ちなみに,豊栄では普通列車659Mと特急「いなほ9号」の乗換時間は5分しかありません.この画像の場合も,購入時刻は「17:46」が印刷されていますが,普通列車が17:44に到着し,その2分後には自動券売機まで行って特急券を購入し,その3分後には特急が発車することになります.普通列車が遅れた場合などは,改札外まで出場して特急券を買っている余裕はないかもしれませんので,そのような場合は特急車内等での購入になるかと思います.その際には車掌に「豊栄から乗車した」旨をきちんと申告しないと,新潟からの料金で発券される可能性があります.

 駅で買っても車内で買っても特急料金は同じですから,なにも改札外に出て購入する必要もないのですが,乗車券類は事前に購入すべきものであることの他に,この特急券の右下に「■カ(文字は白抜き)」とあるように,オレンジカードで購入しています.この時は手持ちのオレンジカードが多数枚あり,早く消費したかったこともあって,わざわざ券売機まで行って購入しました.どの駅のどの券売機でオレンジカードによる特急券類の購入が可能かが頭に入っていると,当サイトでも紹介した「お得な切符の買い方ガイド>オレンジカードによる購入」による節約購入にも繋がります.

 ちなみに,複数人で乗車して並んで座りたい場合や,窓際の座席を確保したい,などの場合は始発駅である新潟駅から乗車した方がそういった確率は上がります.あくまで「節約」と割り切って,手間をかけて「乗換」や「改札外でのオレンジカード購入」をしているだけですが,このような乗車は時刻表を読み込んでいく楽しさもあるかと思います.(2009年2月21日記述,列車時刻などの内容は2007年1月当時のものです.この時刻を参考に旅行計画等を立てないよう,お願いいたします)




2011年10月 常磐線水戸駅発行

常磐線特急の部分的な利用

 右画像のB自由席特急券は石岡から上野まで(営業キロ82.2キロ),900円の券です.発行箇所は水戸駅で,当日は水戸から上野(方面)まで移動しました.水戸から上野まで特急で移動すると,営業キロ117.5.キロで1,300円ですから,400円(約3割)お得になったわけです.

 これだけでは,「特急乗車距離を短くしたんだから,まあ安くなるだろう」,ということにしかなりませんが,「900円」という料金を,石岡〜上野間の平日の普通グリーン料金である「950円」と比較すると非常に安いというか,お得感を持つことができるかと思います.

 右画像券の乗車日は金曜日で平日です.平日の首都圏普通グリーン料金は,50キロ以下750円,50キロを超えると950円です(いずれも事前購入料金).常磐線の普通グリーン車はE531系ですが,特急「ひたち」一族の普通車座席と比較しても同じ回転リクライニングシートで,ほとんど差はありません.特急自由席利用の場合,速達性もあって座席もサロE531系とほぼ同格,それでいて石岡〜上野は普通グリーン料金(事前購入)より50円安い,と考えると,例えば水戸から上野へ出る場合に,石岡でうまく特急に接続する普通列車を選んで特急列車の「部分的」な利用を図ることは効果が大きいです.

 当日は水戸9:33発(1364M)〜10:02石岡/石岡10:15発・特急「フレッシュひたち20号」(1020M)〜11:06上野,という移動をしました.もし,1364Mに乗車したまま終点の上野まで行くと,上野到着は11:40ですから,900円で回転リクライニングシートと,34分の速達性を得たことになります.(自由席のため,着席できなければ立っての移動にはなりますが.)

 常磐線は首都圏5方面では在来線特急本数が極めて多いため,特急利用は便利です.一方,普通グリーン料金は必ず上野で「打ち切り」になる(高崎線(湘南新宿ライン経由)や総武線と異なり,横浜,熱海方面へグリーン料金を常磐線から通算できない)こと等から,普通グリーンを使うメリットはそれほどありません.それを反映してか,常磐線の日中の普通列車のグリーン車利用は極めて低調な感を受けます.逆に常磐線特急は平日の昼間でもかなりの乗車率になっているようです.(2011年10月29日記述,11月1日加筆修正)




2007年3月改正・信越本線 長岡〜直江津(一部)

普通列車本数が少ない区間の部分的な特急利用

 右の時刻表は信越本線長岡〜直江津間の正午〜16時頃までの列車時刻表です.例えば青春18きっぷで移動する場合,長岡12:11発(1336M)直江津ゆきを逃すと,次の普通列車は13:29発(1338M)ですが,これは柏崎止まりです.

 次の時刻表上の列車は長岡13:59発の特急「北越6号」になってしまい,青春18きっぷでは利用できません.その次は14:36発(1342M)直江津ゆきですが,この列車の46分後に発つ快速「くびき野2号」に乗っても直江津到着は16分しか変わりないこと等を考慮すると12:11発に乗れなかった場合にかなりの時間的損失を被ることになります.

 そこで,部分的に特急列車を使っての移動が考えられます.長岡12:11発に乗れなかった場合,次の13:29発柏崎ゆきに乗ってしまい,14:13に柏崎に到着した12分後に同じ柏崎を発車する特急「北越6号」に乗って直江津まで移動します.

 営業キロは長岡〜直江津間が73.0キロ(A自由席特急料金1,150円),柏崎〜直江津間が36.3キロ(同730円)です.

 

2007年3月改正・信越本線 新潟〜直江津(一部)

 右の時刻表は信越本線新潟〜直江津間(新潟〜長岡間途中駅は省略)の17時〜19時頃までの列車時刻表です.新潟駅で17:05発快速「くびき野4号」(新井ゆき)に乗れれば良いですが,それを逃すと次の普通列車・1352Mは柏崎ゆきです.柏崎から先,乗り継ぎに適する普通列車はなく,5分後に発車する特急「北越10号」(金沢ゆき)で直江津まで出るのが得策なダイヤです.

 前述のパターン同様,信越本線柏崎〜直江津間は普通列車で乗り継いで旅行する場合の「鬼門」となっています.

 

2007年8月 長岡運輸区発行

 右画像の車内補充券は前述のような移動で柏崎〜直江津間のみ,特急北越号を利用した際の乗車券・自由席特急券です.これが発券された列車番号は「1060M」,つまり特急「北越10号」で,前述の柏崎19:31発のものです.

 この時の移動では「青春18きっぷ」を利用していました.車内で車掌に「青春18きっぷ」を提示し,別途柏崎〜直江津までの乗車券と自由席特急券を求めました.「青春18きっぷ」で急行,特急列車に乗車する場合,乗車券も別途必要です.

 柏崎〜直江津間36.3キロの移動で別途支払った金額が1,380円であり,「青春18きっぷ」1回分の価格(2,300円)の半額以上で,決して安くはありませんが,日本全国にはこのような特急列車の部分利用による「ワープ」をしないと移動時間が大幅にかかる場合が多数あります.

 節約に繋がっているかは微妙なところですが,時刻表をよく読み込んで効率良く,安価に「部分利用」できるよう旅行計画を立てる楽しみも要素としてあります.(2012年12月14日記述,列車時刻などの内容は2007年8月当時のものです.この時刻を参考に旅行計画等を立てないよう,お願いいたします)




2011年9月 東海道本線豊橋駅発行

特急「あさぎり号」の小田急線内のみの利用

 小田急新宿駅から小田原線を通り,JR東海の松田駅を通り,御殿場線経由で沼津まで運転されている特急が「あさぎり」号で,2011年12月現在,4往復が運転されています.2012年3月でJR東海の371系が「あさぎり」から引退という報道もなされており,今後の動向が気になる列車の一つです.

 「あさぎり」号は御殿場〜沼津間を除いて全席指定の列車です.ここでは全座席が指定となっている新宿〜御殿場間に絞って進めます.

 全席指定のため,乗車前に予め(指定席)特急券(以下,特急券と記述)を購入する必要があります.「あさぎり」の停車する全駅で特急券の購入が可能ですが,JR東海御殿場線の松田駅以外では,小田急線内のみに有効な指定席特急券は購入できません.詳細は別ページ(切符>マルス・POS券>JR東海発行の「あさぎり」特急券)に記述しましたので,省略します.

 ところで,「あさぎり」号の特急料金は小田急線とJR線に跨って乗車する場合,双方の特急料金を合計した金額が必要となり,それぞれの会社線内完結の特急料金に比して大幅に高くなります.

 例(すべて通常期):
御殿場〜松田:820円(JR東海内完結)
松田〜新宿:670円(小田急電鉄内完結)
御殿場〜新宿:1,490円(JR東海+小田急電鉄,上記の合計)

 特にJR東海管内の特急料金の割高感が突出しています.「あさぎり」号の場合,御殿場線内30キロまでの特急料金(通常期)は820円(自由席は310円)の「おトクな特急料金」に設定されてはいるものの,小田急線内が安い特急料金を設定していることと,両社に跨る場合は両社の料金を合計することとなるため,どうしても高くなってしまいます.

 右の画像は御殿場〜新宿間の「あさぎり号」特急券です.特急券が2枚に亘ることなど,詳細は別ページに記述したのでここでは省略しますが,乗車駅を御殿場からとせず,松田からにすれば670円,つまり御殿場からの半額以下の特急料金で移動することができます.

 

2011年12月 御殿場線松田駅発行

  右の画像は松田駅で購入した松田〜新宿間の「あさぎり4号」特急券です.松田〜新宿間は71.8キロありますが,特急料金は670円と非常に安価です.

 松田から新宿方面への特急券は小田急線内各駅でも購入できますが,JR東海でも唯一,松田駅では購入可能です.逆の言い方をすると,松田発の新宿方面への「あさぎり」特急券はJR東海管内では松田駅でしか購入できません.これがあさぎり号の「部分的な利用」の最も不便な点です.

 例えば御殿場から「あさぎり4号」で新宿へ行く場合,松田まで「あさぎり」に先行する普通列車である御殿場10:27発の2542Gに乗り,11:01松田着,ここで新宿までの「あさぎり4号」特急券を買うことになります.「あさぎり4号」の松田発時刻は11:20です.

 同様に御殿場から「あさぎり6号」で新宿へ行く場合,松田まで「あさぎり」に先行する普通列車である御殿場15:37発の2564Gに乗り,16:11松田着,ここで新宿までの「あさぎり6号」特急券を買います.「あさぎり6号」の松田発時刻は16:22です.
 つまり,松田の発車直前まで全席指定の「あさぎり」号特急券を不所持のまま移動するケースがほとんどとなり,万一,特急券が売り切れていた場合は悲惨です.上り「あさぎり」号の特急券が松田発車時刻直前に売り切れることはほとんどないようですが,絶対にないとは言い切れません.

 以上のように,購入手間や特急券の直前購入になる等,実使用においては欠点も多い「あさぎり号の部分的な利用」ですが,趣味的側面では松田駅で硬券特急券が購入できる等,多くの魅力を持っていることも事実です.

 

2011年10月27日 御殿場線御殿場駅

 右の写真は御殿場駅から新宿ゆきの特急「あさぎり6号」(15:55発)への乗車風景です.御殿場駅からの乗車人数の多さには驚きます.写真は3号車から1号車までの情景ですが,4〜7号車へも写真に写っている人数以上の乗車がありました.

 この項で紹介した「あさぎり号の部分利用」をするには,御殿場駅で乗車する予定の「あさぎり」号が松田に到着する前に先着する普通列車を事前に調べ,御殿場〜松田間は普通列車で移動し,松田駅の窓口まで回って新宿までの特急券を購入し・・・というのは大きな手間ですが,少しでも硬券に興味があるのであれば,松田で「あさぎり」の特急券類を購入するのはお薦めです.(2011年12月14日記述,2012年1月18日加筆修正,列車時刻などの内容は2011年12月現在のものです.旅行計画等を立てる際には最新の時刻をお調べになりますよう,お願いいたします)




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