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アビエス・リサーチ制作雑記

水窪駅周辺の飯田線ワールド

(2011年5月16日作成、2011年5月16日最終更新)

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2011年5月15日 長野県飯田市・青崩峠 CASIO EX-ZR10(一部トリミング)

 2011年3月に佐久間ダムをはじめて見に行ったのを皮切りに,水窪駅へ入換シーンを見に行ったり,水窪周辺の登山や飯田線の探索を行うマイブームが到来している.作者の在住する豊橋市から水窪駅まで,飯田線や車で約2時間ということで,決して遠くもない.

 具体的には4月13-14日に水窪駅での夜間停泊等の撮影を行い,5月8日に麻布山と前黒法師山の登山後,水窪ダムを見学して水窪駅に寄った後に相月〜城西間の崩壊斜面を撮影,5月15日には静岡・長野県境の青崩峠から熊伏山登山を行い,下山後に城西〜向市場間の未供用線跡(向皆外(むかがいと)トンネルの遺構)踏査などを行った.

 右の写真は青崩峠付近の山腹崩壊状況.名前のとおり,土質(岩石)は青味がかっており,復旧治山事業が行われているとは言え,山腹の崩壊は進んでいる.この青味がかった土質だが,同日に踏査した向皆外トンネル付近の土質も同じような色をしており,シロウトの考えだが,中央構造線や破砕帯といったキーワードと関連するのではないかと思っている.

 写真の崩壊斜面も,前述の相月〜城西間の崩壊斜面もそうだが,これも土質の関係からか,崩壊斜面の全体的な傾斜がほぼ同じという傾向があるような気がする.これは恐らく「土質が全体的に均質でもろい」ということなのだろう.

 佐久間ダム建設に伴い,飯田線の佐久間〜大嵐間は水窪川沿いに迂回して建設された.水窪駅周辺の飯田線はこのような地形,地質の箇所に建設されており,この区間の「飯田線ワールド」を語る上で避けて通れない特徴だと作者は思っている.(2011年5月16日記述)



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